不動産投資において最も重要なのは入居率です。
入居者がいないことには家賃収入を得られませんから、借主に選ばれる物件作りが不可欠です。
そこで今回は、入居者に選ばれるのはどのような物件なのかをご紹介します。
入居率の良い物件の特徴① エリア内での競争に勝つ
都心部や駅チカ物件の入居率が良いのは言うまでもありません。
例えば東京なら山の手線の駅まで電車で15分以内かつ、最寄り駅まで徒歩5分以内といった立地条件が考えられます。大阪なら環状線内といった感じです。
しかしそういったエリアには競合の賃貸物件が多い上に、投資利回りはあまり高くありません。
一方で立地に恵まれていなくても、そのエリアにある競合物件に勝てれば入居率は維持できます。
入居率の良い物件の特徴② 物件の差別化を図る
物件の入居率を良くするために、設備・条件を整えることは効果的です。
実際に入居率の良い物件にある設備・条件をご紹介します。
・ インターネット無料
あらゆる層に喜ばれるのが、インターネット無料です。
個人で契約すれば月々5千円程度かかるほか、契約手続きの手間がかかります。
その点インターネット無料なら、入居してすぐにインターネットが使えるので、一定の需要が見込まれる物件になります。
例えば学生が多いエリアでは、生活費は親が援助しているケースが多いため、家賃に通信費が含まれていると支出がシンプルになり、好まれやすいです。
・ ペットOK
今や15歳未満の子どもの数より、ペットの方が多いと言われています。
しかしながらペット可の物件数はまだまだ少ないため、希少性をアピールすることが可能です。
単純にペットOKなだけでなく、暮らしやすさや機能性を高めた共生型物件であれば、メンテナンス面でも魅力が高まります。
ただしペットにまつわる住民間トラブルや、抜け毛や排泄物が原因の水道トラブルなどに注意してください。
・ 一目で分かるインパクトがある
外観やエントランス、アクセントクロスなどが個性的なデザインである、単身者向けでも一坪のユニットバスがあるといった、誰の目にも明らかなインパクトがあると、入居を決める動機になりやすいです。
入居希望者は、同日にいくつもの物件を見学しています。
するとどれも同じに見えてしまい、最終的には細部の違いより「何か一つでもインパクトのあった部屋」が選ばれやすいです。
営業マンにとっても、分かりやすいセールスポイントのある物件は勧めやすいので、入居率を上げる要素になるでしょう。
入居率の良い物件の特徴③ 女性目線の設備を充実させる
女性に嬉しい設備は、男性にとっても便利で魅力的なケースが多いです。
そこで女性の視点から不動産投資するのも効果的です。
・ 浴室乾燥機
防犯上の理由で洗濯物を外干ししたくない女性には、浴室乾燥機が喜ばれます。
また男性にとってもベランダが狭かったり近隣にランドリーがなかったりする場合、浴室乾燥機は必要な設備でしょう。
・ キッチン設備
ガスコンロの口数が入居の決め手になることは少なくありません。
単身者向けでも2口以上のコンロは人気がありますし、ファミリー層を想定しているなら3口は用意したいところです。
・ シューズクローゼット
ロングブーツをそのまま収納できるシューズクローゼットも、女性に人気がある設備です。
スキー用品やゴルフバッグも収納できますから、アウトドア派の男性にも需要がありますよ。
まとめ
不動産投資で入居率を上げるポイントは、明確なセールスポイントを用意することです。
インターネットのように幅広くアピールできるものから、ペットOKのように特定層を狙うものまでさまざまです。
そのエリアの需要を見極め、バランスよく差別化を図ることが入居率を良くすることに繋がります。
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不動産投資を始めようとご検討されている方はぜひ、当社までお気軽にご相談ください。