マンションを購入して不動産投資を成功させるためには、入居率を上げることが大切です。
あまりにも入居率が低いと赤字になってしまい、資産を増やすはずの不動産投資が失敗に終わってしまう可能性も否めません。
今回は、不動産投資を成功させるカギとなる入居率についてご紹介します。
不動産投資における入居率の重要性
入居率とは、所有する不動産の戸数に占める入居者の割合のことです。
たとえば、50戸あるマンションのうち10戸が空室だった場合、入居率は80%となります。
不動産投資をする際は、周辺地域の入居率も確認して、購入するマンションを決めることが大切です。
不動産投資の入居率が低い原因
続いては、不動産投資において入居率が低くなる原因についてご紹介します。
1.近隣に競合物件が多い
一般的に、土地活用や相続税対策としてアパートなどを建てる方が多い地域は、競合物件が増えるため入居率が低くなる可能性があります。
購入希望のマンションが、競合物件に負けないような魅力を持っていれば対抗しやすいですが、他と遜色ない物件の場合はなかなか入居率が上がらず苦しむでしょう。
周辺に築年数を経た住宅や空き地がある場合、新しくアパートなどが建つ可能性も考慮しましょう。
2.物件の家賃が高い
周辺に競合物件が多いわけではないのに入居率が低い場合、相場より家賃が高いことが原因かもしれません。
入居者は周辺の物件を比較して引っ越し先を決めるため、相場に合わせて家賃を設定するようにしましょう。
3.物件の印象が良くない
いくら家賃が安くても、敷地内にゴミが落ちていたり室内のクリーニングが不十分だったりすると、内見した方が良くない印象を抱きます。
内見に来た入居希望者が「ここに住みたい」と思ってくれるように、空室期間中でもこまめに物件を掃除して、清潔さを保ちましょう。
ただ、マンション全体の管理をオーナーだけで行なうのは限度があるため、管理会社へ掃除やメンテナンスを委託すると良いでしょう。
不動産投資で入居率を上げる方法
先ほどは、不動産投資で入居率が下がりやすい原因を紹介しました。
今度は、入居率を上げる方法をご紹介します。
1.投資物件の長所をアピールする
日当たりが良い・周辺にスーパーが多いなど、投資物件の長所を見つけて入居希望者へアピールしましょう。
またアピールする際は、投資家目線ではなく入居者目線で考えます。
実際にその物件に住むのは、オーナーではなく入居者なので、「私が入居者だったら…」と考えて長所を探すと良いですよ。
もし、投資物件が最寄り駅から離れているなど短所が目立つ場合でも、「住宅街の中にあるので、静かで治安が良い」などのように、ポジティブに変換することを心がけましょう。
2.物件を仲介する不動産会社と協力する
物件の広告や入居案内などを行なうのは、仲介を依頼された不動産会社です。
そのため、不動産会社と日頃からコミュニケーションを図り、良好な関係を保つことも大切です。
こまめに連絡する、ささいなことで怒らないなど、相手に気持ち良く仕事をしてもらうための配慮があるだけでも変わりますよ。
まとめ
不動産投資を行なう際は、いくら利回りが良くても入居率が低ければ、想定していた収益を得られません。
これから投資用マンションを購入する方は、ぜひ参考にしてみてください。
大阪市を中心に不動産投資物件を扱うホームメイト四ツ橋本町店が、皆様の物件探しをお手伝いいたしますので、お気軽にお問い合わせください。