投資用物件を購入する際、その場所や建物の災害へのリスクを考えたことはありますか?
近年は異常気象といわれる年が多く、地震などの自然災害も発生しており、これからもいつ災害が起きてもおかしくない状況です。
災害が発生すれば建物も被害を受け、資産価値が下がってしまいます。
今回は、不動産投資を行う上で大切な防災対策についてご説明いたします。
不動産投資を行なう上で災害リスクを考えるべき理由
関西地方で起きた大きな災害といえば、1995年の阪神大震災や2018年の大阪北部地震を思い出す方も多いでしょう。
地震は自然災害の中でも、いつ・どこで・どの程度の規模が発生するか断言しにくく、発生すると甚大な被害をもたらします。
また、現在想定されている大規模地震のうち、関西地方に被害が及ぶ可能性が高いものが南海トラフ地震です。
内閣府の発表では、30年以内にマグニチュード8~9クラスの地震が発生する確率が70%だと予測されています。
2011年に発生した東日本大震災がマグニチュード9.0だったので、それと同等の災害が起きると被害は免れないでしょう。
日本の建物は、過去に大きな地震が起きる度に耐震技術を向上させてきました。
しかし、いくら建物の技術が向上しても、地盤が緩ければ土地ごと倒壊してしまう恐れがあります。
これらの理由により、不動産投資を行う際は防災対策についても考える必要があるのです。
なるべく被害が大きくならないよう努めることは、資産価値の大幅な下落を食い止め、入居者の命を守ることに繋がります。
対策をしっかりと考え、入居者が安心できる物件を運用しましょう。
不動産投資において災害への対策はどうすればいいの?
災害のリスクを最小限に抑えるために、まずは保険に加入しましょう。
火災保険が最も一般的ですが、付随して地震保険も加入できます。
新耐震基準を満たしている物件でも、絶対にリスクがないとは断言できないため、加入しておくと安心です。
また、新しく投資物件を購入する場合は、木造ではなく鉄筋コンクリート造にする、地盤やハザードマップを調べて被害の可能性が少ない場所を選ぶなど、災害リスクを減らせる方法を検討しましょう。
もちろん、考えるべき災害は地震だけではありません。
もし近くに河川がある場合は、台風やゲリラ豪雨発生時に氾濫する可能性があるので、水害対策も考えましょう。
まとめ
不動産投資を行う上で、災害リスクを考えて対策することは、資産価値の下落を抑えて入居者の命を守るために重要なポイントです。
今後不動産投資を始める際は、ぜひ災害リスクについても考えてみてくださいね。
大阪府で不動産投資を始める際は、ホームメイト四ツ橋本町店までぜひお問い合わせください。