不動産投資の副業を始めたいと考えて、さまざまなセミナーへの参加や書物を読み進めていると、「高利回り」という言葉が気になると思います。
高利回りの物件は、たくさんの家賃収益が見込めるのでとても魅力的ですよね。
しかし、この高利回りの物件を選ぶ際には、リスクが存在します。
ここでは、アパート経営の失敗から学ぶ、高利回り物件のリスクをご紹介します。
アパート経営の失敗から学ぶ その①高利回り物件とは?
利回りとは、年間利回りを省略した言葉で、利子を含めた1年間の収益割合を平均にした数値のことを指します。
簡単に言うと支出に対する利益の割合のことです。
そのため「高利回り」の物件とは、不動産投資で得られる利益率が高いことを指します。
高価な買い物ですが、数年後には買った金額より家賃収入や転売などでたくさん儲かるので、失敗はしないということを言いたいのですね。
そのため、大半の人が高回りといわれる利回り20%以上の物件を選択しがちです。
しかし、高回り物件には落とし穴やリスクが潜んでいます。
次の項目では、このリスクについてご紹介します。
アパート経営の失敗から学ぶ その②高利回り物件のリスクとは?
物件の「高利回り」の割合は、机上で計算されたものです。
たとえ高利回りの物件であっても、空室が長期間続いたり増えたりすると、損失しか出ません。
そのため高利回りの物件は魅力的ですが、必ずしも予定通りに収益が出るとは限らないのです。
たとえば、高利回り物件と見せかけるために、前回のアパート経営者が転売用に入居条件や家賃を下げて、満室にして利回り16%にしていたとします。
そのことに気づかずに利回り16%という部分にとらわれて、「高利回りだ!」と、購入を決めた場合に問題が発生します。
あなたが経営者になって、安い家賃や入居条件を見直した結果、これでは収益が見込めないと感じ、家賃アップなど入居条件を変更したとします。
その途端に空室や滞納が目立ち出し、採算が合わず困ることとなるでしょう。
高利回りという言葉と数字だけに踊らされて、投資物件を買ってしまうと後悔することになりかねません。
賢いアパート経営者になるならば、高利回りという部分以外にも、最近人気が出ている地域だから空室は発生しないだろうといった別視点の考察をすることも大切です。
まとめ
いかがでしたか?
投資用物件を選ぶ時は高利回りという言葉だけで判断しないことが重要です。
人気の地域や、物件のトレンドなどを総合的に考察した上で、失敗のないアパート経営を行いましょう。
アパート経営の際にはぜひ、ご参考ください。
大阪府でアパート経営を始めたいと考える方は、ホームメイト四ツ橋本町店までぜひお問い合わせください。