これから不動産物件を購入して投資をスタートしたい場合、ローンを組むことが多いと思いますが、借入としてよく耳にする住宅ローンと、アパートローン(不動産投資ローン)があります。
この2つは何が違うのでしょうか?
今回は2つのローンの違いや借入の流れ、メリットなどをご紹介します。
アパートローンと住宅ローンの違い
アパートローン(不動産投資ローン)と住宅ローンとの一番の違いは、ローンを利用する「目的」の違いになります。
住宅ローンの目的は、住むためのマイホームを購入することですが、アパートローン(不動産投資ローン)は家賃などの投資収入を得るというビジネスが目的になりますね。
そのため返済資源にも違いがあり、住宅ローンでは毎月の給与から返済していきますが、アパートローン(不動産投資ローン)は毎月の家賃収入が返済資源となります。
そして借入額についても違いがあり、住宅ローンは基本的に年収に対して5〜6倍が適切ですが、アパートローン(不動産投資ローン)は年収の10〜20倍程度までと大きくなります。
金利については、住宅ローンは返済資源が給与なので金利は0.5〜2.0%程度と低いですが、アパートローン(不動産投資ローン)では家賃収入によるリスクが高いため金利は1.5〜4.5%と高い傾向にあります。
他にも、融資の年齢制限や返済期間、審査内容にも違いがありますので注意が必要です。
アパートローン:借入の流れ
アパートローン(不動産投資ローン)の借入の大きな流れは、次のようになります。
1.アパートローン申請の準備
2.ローン申し込み
3.金融機関側の審査開始(2〜4週間)
4.融資決定通知
5.融資の契約手続き
6.融資実行
必要書類については業者が準備してくれるものが多いですが、自分で用意する書類として印鑑証明、住民票、課税証明書、保有資産一覧、家系図などがありますのでよく理解しておきましょう。
アパートローン:メリット
アパートローン(不動産投資ローン)には2つのメリットがあると言われています。
まずは、ローンを組むことによって少ない自己資金で高額の不動産を購入できることです。
自己資金が少ない投資金額でも、比較的早い段階で希望の資産額を形成できる可能性があります。
また、購入のための自己資金の貯金を待つことなく不動産投資をスタートできることも、メリットとしてあげられます。
不動産投資には数千万円〜数億円の資金が必要になりますが、ローンを利用すれば、投資用の資金が貯まるのを待たなくても、理想のタイミングで不動産投資を始めることができますね。
まとめ
不動産物件を購入して投資を考える場合に利用する不動産投資ローンは、借入目的、返済資源、金利、融資額、審査基準などが住宅ローンとは大きく異なりますので注意しましょう。
難しい内容も多々出てきますので、物件を購入する不動産会社に一緒にお願いして、手続きを進めてもらうことをオススメします。
大阪市で投資用不動産物件をお探しの際は、ホームメイト四ツ橋本町店までぜひお問い合わせください。