投資をするからには、収支と支出のバランス=キャッシュフローを黒字化させなければいけません。
不動産投資をしようと考えている人の大半は、銀行からの融資を元手に投資を行なうと思います。
そこで今回は、キャッシュフローを黒字化させるために重要となる融資期間についてご紹介します。
不動産投資の融資期間は長い方がいい
不動産投資にかかわらず、車のローンなどお金を借りるときには金利がかかるのが常識ですよね。
融資を受けるときには、低金利におさえることに目が行きがちですが、不動産投資に関しては、金利を減らすことだけにとらわれてはいけません。
なぜなら全体の支出を減らすために返済期間を短くすると、毎月の支出が増えてしまうからです。
不動産投資においては、毎月のキャッシュフローを黒字化させるのが何より大事です。
少ない収益から返済しつつ不動産投資を続けることも可能ですが、内装の管理や修繕費など急な出費が発生した場合に、大きな問題となります。
毎月資金の余裕がない状態では、工事費用の捻出が困難です。
そのため、全体の返済金額が増えてしまうとしてもリスク管理の観点から、融資期間を長く設定して毎月の支出金額を下げておくことがおすすめです。
不動産投資で融資期間を延ばすにはRC造物件がおすすめ
融資期間は、銀行などの金融機関が決めることなので、延長を依頼したからといって簡単に融資期間を長くすることはできません。
そこで、不動産投資物件を購入する際には、物件の構造に注目しましょう。
融資期間が一番長くなるのは、RC造(鉄筋コンクリート)の物件です。
不動産には減価償却という考え方があり、もし借主の返済が滞ってしまった場合は、不動産を差し押さえて売ることで残債を回収します。
つまり、不動産を銀行が売るときにいくらになるかというのが重要になってくるのです。
建物は経年劣化するものなので築年数が経つにつれて価値が下がりますが、他の構造の物件に比べてRC造の物件は長持ちするため、耐用年数が47年と長めに設定されています。
そのため、RC造の物件であれば、融資期間を長くすることが可能になります。
まとめ
融資期間の長さは、実際に審査を通してみないとわかりません。
不動産投資物件を購入する前に、銀行に融資の相談に行くと良いでしょう。
大阪であれば、都市銀行・信託銀行・地方銀行など、たくさんの金融機関があるので、複数の銀行で融資期間や返済額の相談をしてみることをおすすめします。
ホームメイト四ツ橋本庁店では、大阪府内の投資物件を多数ご紹介しております。
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