投資物件を所有している方のなかには、市況が良くなったタイミングで不動産を売却するか、このまま保有するかの判断に迷う方もいるでしょう。
最終的にどうするかは投資家次第ですが、投資である以上、投資金を回収して収益を得ることを目的としているはず。
そのためにも、売却か保有かの選択は慎重に行うことが望ましいといえます。
そこで今回は、投資物件を所有する方へ、投資物件の売却と長期保有のメリットをご紹介します。
投資物件をどうするかの判断基準として、ぜひご参考ください。
保有以上の収益が見込めるなら売却!投資物件を売却するメリット
投資物件の売却価格は、市況と立地に左右されます。
たとえば市況が良く、購入価格よりも高いキャピタルゲイン(売却益)が得られそうなら、売却を検討しても良いでしょう。
また売却によって得た資産で、より優位性のある不動産を購入するのも投資戦略としては有効です。
長期保有以上の収益を上げられるなら、売却したほうがメリットは大きいといえるでしょう。
加えて、不動産投資にはさまざまなリスクが付きまとうため、タイミングをみて売却し、流動性の高い金融商品に分散投資すればリスクヘッジにもなりえます。
この他、好立地の投資物件は比較的高い値段で売却できる可能性があり、とくに政令指定都市にある不動産は地価が上がる可能性が高いため、かなりのキャピタルゲインが期待できるでしょう。
なお、不動産売却は株などとは違ってすぐに現金化できず、どんなに早くても2週間から1カ月程度はかかります。
「投資物件をなるべく早く現金資産に換えたい」という場合は、不動産会社に売却査定を依頼するなど、タイミングを見計らって手放せるように段取りを組んでおきましょう。
安定運用しているなら売却より保有!投資物件を保有するメリット
投資物件を長期保有すれば、家賃収入から毎月の経費を引いた差額が収益として得られます。
とくに立地がよい投資物件なら、入居付けにも苦労することは少ないため、現在安定した収益が得られているという場合は長期保有がおすすめです。
また全然収益を生まない、稼働していないという投資物件であっても、土地や建物を担保に融資を受けてリノベーションをすれば、入居者を確保できる可能性は高まります。
この他、減価償却期間内や長期譲渡になるまで不動産を保有すれば節税になりますし、好立地の物件であれば売却想定価格が落ちにくいという点もメリットといえるでしょう。
まとめ
投資物件を売却したほうがいいのか、それとも長期保有したほうがいいのかは、市況や立地、投資物件がどれだけ収益を生んでいるかにもよります。
まずは、現在運用している投資物件をなぜ購入したのか、どういった目的で運用しようと思ったのかなど、自身の投資戦略を今一度考えてみましょう。
その上で売却と保有の両方のメリットを比較し、どうすべきかを判断することが大切です。
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